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根木山レンジャー 立命館守山中学校野洲川ヨシ帯再生プロジェクトを支援してます
最終更新日 2017.05.19 15:45
《 根木山レンジャーがサポートヨシ帯再生プロジェクト 》5/18(木)PM 立命館守山中学校SCI-TEC部30名による野洲川河口部右岸ヨシ帯調査が行われました。 国土交通省琵琶湖河川事務所による注意事項等の説明の後、胴長、PFDを着けて、野洲川へ。
まずは、生態調査。1グループ3名で、タモ網、バケツ、そしてタブレットで記録撮影の役割を担いながら、ヨシ帯でガサガサしました。 ワカサギの稚魚、ヌマチチブ、タナゴの稚魚、オオクチバスの稚魚、ザリガニ、スジエビ・テナガエビ、ヒメタニシを確認することができました。
休憩後、ヨシ帯の面積測量班とヨシ帯のゴミ調査班に分かれ、再びヨシ帯へ。
ゴミ調査は今回はじめての活動で、これを始められたきっかけは昨年度の2月に出場した「淡海の川づくりフォーラム」で釣り人による清掃活動さんが、発表しておられた湖岸のゴミの多さに驚いたことからだそうです。
ゴミを回収し始めると、さらに驚き。回収できない量のゴミ(ペットボトル、プラスチックゴミ、タイヤ、発泡スチロールなど70リットルの袋が10袋分)があり、生徒もサポートしている大人も驚き。今後もゴミ調査・回収を行っていくそうです。
今回初めて参加した1年生から調査の記録とノウハウを積み上げているベテランの3年生までが、お互いに協力し、ヨシ帯調査を科学的なものにしていました。
また、彼らは学校に戻るとすぐにネットにつないで、タブレットのデータ集約を行ったり、感想を入力したり、ドローンで空中から撮影を行ったりなど、当たり前のようにデジタルを使いこなしており、こちらもビックリでした。 今後は、データの解析によるヨシ帯の環境の変化、また秋の調査などを積み上げて、多様な場で成果を発表していく予定だそうです。 立命館守山中学校HPでも、様子を紹介しておられます。 http://www.ritsumei.ac.jp/mrc/news/article.html/?id=1525 |
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